2011年6月10日金曜日

男が夢中になるもの。

もう数年前のいまのような初夏の夜だったと思う。

深夜残業していて電車がなくなりタクシーに乗って自宅へ。
運転手がかなりのお歳のおじいちゃんで、
「自分が東京でタクシー始めたときはまだ数十台でね」
なんて話を始めたので、ふーん なんて聞いてた。

そのうちだんだんしょーもない話になってきて、
下ネタに行き着き、本人はいたって楽しそうである。
まあこっちは仕事で疲れてるし、だんだん相槌も
めんどくさくなってきて、だんだんシートに背をつけて
寝ようかな~なんて思ってた。ときである。

「・・・でね、そうそうあれは俺がまだ飛龍に乗ってた時よ」

篤「えっ、飛龍って、あの空母の飛龍?に乗ってたの?」
思わず、がばっとシートから身を起こす。
じいちゃん「そうそう、その飛龍。乗ってたよ。」
篤「へーーすげーな、、どこで乗ってたのよ、、」



じいちゃん「武蔵もみたことあるよ、ありゃでっかかったな。」
篤「おーーーっ、それはすごい、どこで?」

みたいな感じで会話はヒートアップ。

・・・・てなことがあったことを、
なぜかさっき帰り道とつぜん思い出した。