香里と近所の中華「龍口酒家」に行ってきた。
いまどきめずらしいくらい寂れた駅ビルの地下1階。
一見入るのがためらうくらいの外観の店である。
しかしそれでもその実力は折り紙つきとの噂を
聞きつけて夕方6時過ぎに店に入る。
この店はメニューはない。
厨房からどんどん料理が出てくる。
こちらから止めない限り、次々と出てくるシステム。
店は小さい。
20人入れば満員になる店のサイズ。
そのレベルの高さは最初に出てきた
「黄色のにら炒め」を一口食べて分かった。
カウンター越しの小さい厨房から出てくるのは
ちょっとそこらでは食べれない品がこれでもかと。
酒の種類もすごい。熊の胆、蛇、トカゲ・・・などいろいろあるみたいだ。
初めて口にした食材もいくつかあった。
圧巻はこのすっぽんがたっぷり入った薬膳スープ。
この店のシェフ、石橋氏は、ぼくがカウンター越しで見る限り、
スープを含めたすべての料理を一つの中華鍋でこなしていた。
中華の店での楽しみの一つは、中華鍋を操るシェフの腕前である。
最後に石橋氏に挨拶を頂いたが、寡黙ながら魅力的な人柄。
いずれにしても。
その外観とはあまりにもギャップのある
懐の深い恐るべき店である。
2009年2月1日日曜日
黄金比
ジョジョの奇妙な冒険「スティール・ボール・ラン」の11巻に
「黄金比」の話が出てくる。
準主人公のジャイロ・ツェペリ(下11巻の表紙)は
自らの家に代々伝わる「医術」と「処刑」のために
この「黄金比」を利用している・・・という話だった。
この黄金比というのは、「1:1.618」の比率の長方形を意味していて、
この長方形の特徴は、中に一つの正方形をつくると、残りの部分がまた
「1:1.618」の長方形が出てくる・・・以上を永遠に繰り返すというもの。
なんとなく、このスティール・ボール・ランの11巻を読んで、
この「黄金比」って面白いな~というのがなんとなく
頭に残っていた。
もう1-2年前以上になると思うけど、上野の国立博物館で
開催されていたダ・ヴィンチ展に出かけたことがあった。
そのときのカタログをなんとなくこの週末パラパラと
めくっていたら下の図(ウィトルウィウス人体図)
が出てきて、久しぶりにこの「黄金比」とご対面した。
この人体図というのはダ・ヴィンチ自身が描いたもので、
ローマ時代の建築家ウィトルウィウスが主張した
「腕を伸ばした人間は正方形と円に内接する」
に感銘を受けて描いたらしい。
・・・で、この内接する円の半径と正方形の1辺が
「1:1.618」の黄金比であるという。
ダヴィンチは、人間や動物を細かに観察しながら、
そこに潜む原理や共通の発見を見出そうと努力している。
これもまたその発見の一つなのだろう。
このウィトルウィウスの図をみながら、
自分も巻尺を使って両手を伸ばして計ってみると
自分の身長と全く同じであることにあらためて気づく。
(つまり正方形に内接する。)
ちなみに、いま自分が使っている会社の名刺のサイズも
計ってみると、まさに「黄金比」である。
「黄金比」の話が出てくる。
準主人公のジャイロ・ツェペリ(下11巻の表紙)は
自らの家に代々伝わる「医術」と「処刑」のために
この「黄金比」を利用している・・・という話だった。
この黄金比というのは、「1:1.618」の比率の長方形を意味していて、
この長方形の特徴は、中に一つの正方形をつくると、残りの部分がまた
「1:1.618」の長方形が出てくる・・・以上を永遠に繰り返すというもの。
なんとなく、このスティール・ボール・ランの11巻を読んで、
この「黄金比」って面白いな~というのがなんとなく
頭に残っていた。
もう1-2年前以上になると思うけど、上野の国立博物館で
開催されていたダ・ヴィンチ展に出かけたことがあった。
そのときのカタログをなんとなくこの週末パラパラと
めくっていたら下の図(ウィトルウィウス人体図)
が出てきて、久しぶりにこの「黄金比」とご対面した。
この人体図というのはダ・ヴィンチ自身が描いたもので、
ローマ時代の建築家ウィトルウィウスが主張した
「腕を伸ばした人間は正方形と円に内接する」
に感銘を受けて描いたらしい。
・・・で、この内接する円の半径と正方形の1辺が
「1:1.618」の黄金比であるという。
ダヴィンチは、人間や動物を細かに観察しながら、
そこに潜む原理や共通の発見を見出そうと努力している。
これもまたその発見の一つなのだろう。
このウィトルウィウスの図をみながら、
自分も巻尺を使って両手を伸ばして計ってみると
自分の身長と全く同じであることにあらためて気づく。
(つまり正方形に内接する。)
ちなみに、いま自分が使っている会社の名刺のサイズも
計ってみると、まさに「黄金比」である。
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